プロフィール

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    江田 悟志/Satoshi Eda

    【経歴】

    埼玉県生まれ 文化服装学院 アパレル技術科 卒業

    旅を写真に収めたい思いでフィルムカメラを始める。

    現代写真研究所にて尾辻 弥寿雄氏からドキュメンタリーを学ぶ

    鈴木智之氏を師事し暗室の技術を学ぶ


    暗室グループ【おんたま】に参加してtypeCprintを始める。

    心地良い質感の色を追求。


    モダニズム建築の興味から【近代建築と市民の会】に参加

    前川建築の今を撮影するプロジェクトを進行。

    市民・建築NETの活動記録の撮影係として携わる。


    【展示歴】

    2021年6月 東京:江戸川橋 Gallery NIW 

    コロナ禍の成田空港を記録した

    「quiet NRT]


    2022年6月 東京:神田 THE BASE POINT 

    廃墟になった1960年代の米軍住宅地区の撮影した

    「Naval Housing Annex Negishi」


    2023年6月 東京:江戸川橋 Gallery NIW

    旧山手通りの国際性を捉えた

    「One mile wonder」


    2023年11月 東京:田園調布 Pelican Coffee

    旅を写真をまとめた個展 

    「Keep hitting, and it will open」


    カラーフィルムでの暗室プリントの体験サポートを行っています

    Keep hitting, and it will open.

    One mile wonder


    【One mile wonder】

    旧山手通りの日常



    旧山手通りには3つの大使館に教会、修道院があり、ヒルサイドテラスや代官山蔦屋には様々な人が行きかう。

    ライカを持っているとジャーマニーは必ず興味を持ってくれる、ワンコの散歩で毎日見かける人もいる。

    プリントは次のステージに行くチケット、撮影した建築やワンコや人の写真は持ち歩き

    再会したらプレゼントする。

    Instagramで連絡が取れる時代だ、ほぼ皆アカウントを持っている

    Google翻訳で誰とでもメールが出来る。教会に集う人は日本の方も外国人の様で「シェイクハンド」でいつでもウェルカムスタイル、国が人柄を作るのではない宗教が人柄を作るような気がした。


    Naval Housing Annex Negishi

    Naval Housing Annex Negishi 

    失われた根岸住宅地区



    1947年から2015年までアメリカ海軍に使用されていた住宅地区は、返還され日本人による使用と再開発計画の評価が保留となり、空白の時間をへて廃墟の街となりました。

    日本人の私は外側からしか見れない景色でフェンス越しに出会ったアメリカ人の青年と立場の違う2人が根岸住宅地区の記録を残す事で友達になりました。


    quiet NRT

      quiet NRT 

     コロナ禍の成田空港


    空港のチェックインカウンターはまるで違う世界へ誘う導線のようだった。

    真っ青なモニター 白く冷たい照明 

    綺麗に清掃された床はまるでスケートリンクのようだった。

    迎え入れる者がいない職員たちの凛とした姿勢に日本人の美意識を感じた。

    駐車場は閑散とし鳥は新しい住処を手に入れたようでい嬉々としている。

    使われない飛沫対策のビニールシートが奇妙な反射で幻想的に輝く。

    利用者の大半は日本を脱出する外国人ばかりで異国に迷い込み自分が旅の途中いる錯覚を覚た。

    私がいままで経験した空港は出国する通過点でしかなかった為、気にも留めた事ない場所だった。奇妙な事に今はどれもが私の目は、とも美しくも見えてしまった。

    訪問中に出会った移動者は何処へ行き何をしに来たのかを私に話してくれた。

    『パートナーを迎えに行く者、日本の対応に不安を覚え帰国する外国人、やっと帰国できた留学生、静かな世界にも人々のドラマがそこにはあった、彼らはみな親切たっだ。』

    元の世界に早く戻ることを願う。



    撮影依頼

    写真セットの貸出

    作品購入